再婚して良かった!バツイチ男が幸せをつかむための3つのポイント
<特集>将来離婚するかもしれない?弁護士保険で今のうちに備えましょう→過去の投稿でご紹介した通り、管理人マナブは再婚しました。
辛い離婚から2年半での再婚となりましたが、2度目の結婚相手は本人、相手の両親や家族ともに相性がよく、生き方や働き方も認められ、とても幸せにまた自分らしく生き生きとしています。
今回は再婚生活がどうしてうまくいっているのか、自分なりに分析をした内容を書かせていただきます。
・これから離婚を考えているが、いずれいいパートナーを見つけて再婚したい。
・離婚経験者で、これから自分に合うパートナーを見つけて再婚したい。
と考えている方にお読みいただき、少しでも参考にしていただければと思います。
このページの目次
再婚は1度目の結婚の失敗を活かすことができるため、相性のいい人を選べる確率が上がる
再婚はいいものです。
僕がそう断言できるのは一度結婚生活を失敗して辛い思いをしており、失敗の原因を理解しているからだと思います。そして次は同じことが起こらないようにしているからだと思っています。
人間は誰でも失敗します。
ですが、その失敗を活かして次に成功することができます。
例えば、大学受験では一浪する人は多くても、二浪する人は圧倒的に少ないものです。
多くの人が1度目の失敗を反省し、原因を分析し、強い意志をもって対策をするため、2度目の受験で志望校に合格することができるのです。
ゴルフでも初めてラウンドを回るのにいきなりスコア100を切る人はほとんどいません。一緒にプレーする人に迷惑をかけながら1度目はボロボロのスコアで落ち込みます。ですが、その後フォームを改善し、打ちっ放し練習場で沢山打ち、自信がついた頃にはスコアが向上しています。
結婚も同じではないかと僕は思います。
もちろん一回目の結婚でうまく行く人は本当に素晴らしいと思います。
でも、一回目の結婚がうまくいかなかった人も、その失敗を活かすことで二回目の結婚すなわち再婚を成功させることができると思います。
結婚・再婚と就職・転職はよく似ている
さて、話は元に戻りますが、幸せな再婚をするためにどのようにパートナーを選べばいいかということですが、逆にどういう人が再婚して失敗しているかを考えれば自ずと答えは見えてきます。
僕が再婚相手を選ぶうえで参考にしたのは転職コンサルタントの友人からのアドバイスです。
転職支援会社で100人以上の転職に立ち会ってきた彼によれば、
「はじめて入社した会社が自分とマッチする可能性は低く、現在は働いている人のうち約7割が転職を経験している。
そして転職経験者にも2タイプの人がいる。
1つ目は転職を何回も繰り返すタイプ。
もう1つは一度目の転職で自分に合う会社をみつけるタイプ。
もしかしたら転職と離婚・再婚は似ていて、共通の要素があるのかもしれない」
とのことでした。
確かに「就職は企業との縁である」と就職活動の際に聞いたことがありましたので、僕は転職コンサルタントの彼に「転職を繰り返すタイプ」と「1回の転職で自分に合う会社を見つけるタイプ」とは具体的にどういう点が違うのか?自分に合う会社を見つけるコツは何なのか?を詳しくヒアリングし、自分の再婚相手を選ぶのに活かしました。
この転職を応用した再婚相手選びのポイントを整理してみたところ、大きく分けて3つのコツがありましたので、これからそのエッセンスを一つ一つご説明したいと思います。
幸せな再婚パートナーの選び方 その1
「Bではなく、A’(エーダッシュ)」を選ぶ
知人の転職コンサルタントによれば、転職を繰り返す人には「今の会社(A)が自分に合わないから辞め、次の会社は今の会社とは全く違う社風や業種の会社(B)を選ぶ。」という考え方をしている人がとても多いそうです。
そしてしばらく経つと「Bが合わないからCに転職。その後Cが合わないからDに転職。」と転職を繰り返す傾向にあります。
このタイプの人は会社選びの軸が無く、「どのタイプが自分に合うかは働いてみないと分からない」ことを前提としており「AとBとCが合わなかったので次はDが合うかもしれない」と考えてしまうようです。
一方、1回の転職で自分に合う会社を見つけるタイプの人は、
自分が好きになる仕事のタイプは初めに選んだAに近いタイプだ。
→でもAには決定的な欠点があったため、転職したい。
→そこでAに近いタイプ、かつ決定的な欠点が無い、A’(エーダッシュ)のタイプの会社を選ぼう
という思考をするそうです。
これにより、転職後も前職の経験を生かしつつも、前職の不満を解決できているので、1回の転職で天職を見つけた状態になれるのです。
実は、離婚・再婚についても同じことが言えます。
離婚・再婚を繰り返す人と、1度目の再婚で最高のパートナーを見つけられる人がいます。
離婚・再婚を繰り返し、バツ2、バツ3となる人は
「Aタイプの女性と合わなかったから今度はBタイプと再婚する」
しばらくしてB とも合わなくなってきたら「次はC タイプと再婚しよう」
という考えをしてしまいます。
元々、人間が本当に好きになるタイプは限られています。
本当はAタイプが好きなのに過去に1度失敗したからという理由だけで、BやCと結婚をしても本当に好きなわけではないのでうまくいくはずがありません。
一方で、1度目の再婚で最高のパートナーを見つけられる人は、
自分が好きになるタイプはAタイプの女性だ。
でも元嫁にはどうしても自分とは合わない欠点があった。
→次はAタイプでありながら、元嫁にあった重大な欠点のない「A’タイプ」の女性と再婚しよう。
という発想になります。
これにより、自分の好きなタイプの相手で、かつ重大な欠点のない相手をパートナーとできるので本当に幸せになれます。
また、再婚相手と何かケンカや揉め事が起きた場合でも、相手が同じタイプの人なので、1度目の結婚の時に経験済みの問題であることが多いものです。
ですので、「ああ、またこの問題か。前妻の時はこう対処して失敗したので、今回は冷静にこう対処しよう。」という風に、一度目の結婚の時の失敗を活かすことができるため、うまくいきやすいのです。
再婚パートナーを選ぶ際には前妻と近いタイプを選ぶのが、幸せな再婚をするためのポイントなのです。
幸せな再婚パートナーの選び方 その2
「本人だけではなく、育った環境を見て選ぶ」
幸せな再婚をするためのポイントの2つ目は、相手の育った環境を見るということです。
話は転職コンサルタントの友人の話に戻りますが、転職がうまく行く人は企業研究や業界研究をきちんと行う傾向にあるそうです。
その会社の現時点での業績や待遇が良かったとしても、会社の過去によって成り立つ社風が自分に合わない可能性もあります。
また、業界自体の発展性や業界内の順位によって会社の取る戦略や、転職後に求められる働き方が変わります。
なので、会社の置かれた環境についてしっかり研究をしてから、本当にその会社に転職するのかを決断するのが上手くいく転職のやり方です。
再婚についても同じことが言えます。
もちろんはじめはパートナー本人の性格、外見、趣味趣向などを見て、相性が合うかを判断すると思います。
ですがそれだけでは不充分です。
育った環境や、両親や親戚との関係性、両親兄弟の職業などパートナー本人を形成してきた要素を幅広くリサーチすることで、本当に再婚パートナーとして自分に合うのかどうかが見えてきます。
僕の例でいえば、
前妻は都会育ちで母とは仲がよいが父や親戚とは仲が悪く(兄弟とは普通)、友達は少ない。祖父がお金持ちだったため、それに甘えてか両親は収入が安定していなかった。
僕自身は、田舎育ちで両親兄弟親戚とも仲が良く、友達が多いタイプ。普通のサラリーマン家庭なので、両親の収入は安定している。
というように育った環境がだいぶ違ったために、結婚生活を営んでいた頃は細かい衝突や戸惑いが沢山あり、結局離婚に至ってしまいました。
一方で、現在の再婚相手は、田舎育ちで両親兄弟親戚と仲良し。友達も多い。普通のサラリーマン家庭育ち。
ですので、僕と育った環境が非常に似ており、日々の生活においても衝突が少なく、非常にストレスの少ない共同生活が送れています。
相手の育った環境や家族親戚友人を見て結婚するかどうかを決める。
これは初婚時にも大切なポイントですが、再婚時には過去に1度失敗している分、比較対象があるため、より自分に似た環境で育っているパートナーを見つけやすいのだと思います。
幸せな再婚パートナーの選び方 その3
「金銭感覚と生き方を見て選ぶ」
再婚パートナーを選ぶポイントの3つめは、自分の生き方やお金の使い方を理解してくれる相手かどうかということです。
転職する企業を選ぶ時にも、利益を従業員にボーナスや福利厚生として還元してくれる会社なのか、それとも会社の内部留保や役員報酬、設備投資ばかりに充て、従業員に還元しないブラック企業なのかどうかを必ず見ると思います。
再婚パートナーを選ぶ時にもこれと似た見方でパートナーの生き方、お金の使い方を見る必要が、あります。
これはポイントの二つ目でご説明したパートナーが育った環境にも関係がありますし、社会に出てからどういう環境にいたかで大きく変わるものです。
僕のケースで言えば、大学卒業後に大企業に就職しましたが、その後ベンチャーに移って、そちらの方が多少長期的な安定性は落ちても、スピード感と自由度が高く、自分に合っていると感じています。
またお金の使い方についても、コツコツ貯金するタイプではなく、株や不動産にどんどん投資し、その残りで私生活を楽しむというタイプなので、これを理解してくれる相手でないとうまくいきません。
こんな僕に対し、前妻は超安定志向でしたし、僕から見れば過剰な倹約家で、僕にも同じような考え方をするように求めてきましたので、考えが合わず、お互いストレスを抱えていました。
一方で、再婚相手である今の妻は、本人は安定志向だがその分パートナー(僕)が多少リスクを取る働き方やお金の使い方をするのはむしろ良いと考えてくれています。
また、今の妻は給料天引きで一定額の貯金をしつつ、残りは買い物や私生活を楽しむために使うというタイプなので、その点も僕と合っています。
人の生き方や人生観はお金の使い方に現れると言われています。
ここが合わないと長い間、共同生活を送るのはお互い苦痛になってしまうので、非常に大切なポイントだと思います。
以上の3つが再婚パートナーを選ぶコツです。
多くの離婚経験者が、A’タイプのパートナーで、育った環境も自分と似ていて、自分の人生観やお金の使い方を理解してくれるパートナーを見つけ、幸せな再婚生活を送れることを願っています。
長文お付き合いいただきありがとうございました。
マナブ
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Comment
※コメントは承認制です。管理人以外の体験談の記事に対する人格否定のようなコメントは承認しませんので、予めご了承ください。また、現在多忙につきコメントへの返信はしておりませんので、ご了承ください。(コメントには全て目を通しております。)相手の育った環境を見るというのは実に正しいと思いますね。
人間、やはりバックグラウンドが同じか違うか、ということは重要と思います。
大学の同期、会社の同期と気が合うのは、
それまでの人生で同じような経験をして、同じような努力をしてきたことから
考え方が近くなっていることに起因すると思いますね。
夫婦として生活していけば、そのバックグラウンドが同じになっていくのかもしれませんが、
そうなる前のバックグラウンドが違いすぎてしまうことは致命的かもしれません。
現在離婚協議中の33歳です。
相手のバックグランドって大切です、意外と。お互いの両親、きょうだい、親戚づきあいなど育った環境、もちろん違って当然ですが、ときとして長い年月一緒にいると小さなストレスが大きなストレスになってゆくこともあります。お互いの生い立ち、どうしょうもないことでケンカしてしまいます。