妻の浮気現場に遭遇|離婚調停を申し立て慰謝料は150万(43歳)
<特集>将来離婚するかもしれない?弁護士保険で今のうちに備えましょう→結婚時:32歳
離婚時:43歳
私が離婚したのは43歳のときです。
このページの目次
元妻との出会いから結婚まで
元妻とは大学時代の同級生で大恋愛の末に結ばれました。
同じテニス部で私はキャプテン、彼女はマネージャーという関係でした。
普段から、練習後も遅くまで残って個人練習をしていたのですが、いつも陰で私を支えてくれました。
そんな彼女に惹かれ、私は交際を申し込み、そのまま卒業までずっと付き合いました。
私は就職で遠くへ行くことになり、地元に残った彼女とは遠距離恋愛となりましたが、学生時代と変わらず二人で愛を育むことができました。
そして私が地元に戻るのを待ってくれた彼女と結婚することになったのです。とにかく私に尽くしてくれる女性でした。
新婚生活は本当に幸せで、毎日は本当に楽しかったです。それは結婚して10年くらいずっと続きました。
妻の浮気現場に遭遇
しかし私も配属された部署の関係で海外出張が増えるにつれ、自宅を留守にすることが多くなり、すれ違いの日々が続きました。
そんなあるとき、予定の出張が早く終わり、少し早く帰宅したところ、妻は留守だったのですが、洗濯物に、見たことのない男性の下着があったので、これはおかしいなと思ったのが最初でした。結婚してちょうど11年目のことでした。そのときは妻にも何も言わず、知らないふりをしていました。
それからまた同じような状況で、早めに出張を切り上げて留守宅に帰ってきたとき、寝室でごそごそ音がするのでそうっと覗いてみると、なんと妻が他の男性と交わる行為をしていたのです。
私はその部屋に踏み込み、妻の浮気現場を押さえました。
離婚調停を申し立てました
妻は申し訳なさそうにしていましたが、もう後戻りはできません。
弁護士を立てて離婚調停が始まることになりました。
妻の浮気の相手は、職場の部下でした。
まさか彼がこんなことしているとは思ってもみませんでしたので私はかなりショックを受けました。
彼の言い分としては、妻がさかんに誘うからつい出来心で来てしまったということでしたが、おそらく長期間そういう関係が続いていたのだと思いますから、口から出まかせを言ってることは間違いありません。
ともかく夫婦間の信頼関係は崩れてしまいましたのでこれ以上結婚生活は続けることはできません。
私たちは離婚に向けて話し合うことになりました。
離婚調停は半年ほどかかりました
半年ほどの間話し合いを続け、結局私たちは協議離婚という形で結婚生活にピリオドを打ちました。
妻の方は一方的に非がありますので、こちらの要求は全てのむ形になりました。
弁護士費用は約100万円でした。
慰謝料は150万円を妻が私に支払うという形で決着がつきました。
財産に関しては妻には一切相続拒否をしてもらいました。
親権は私の方が持つことになりました。
養育費は受け取っていません。
妻は負い目があるせいか、子どもたちと会いたいとは言いませんでした。
子どもたちも多感な時期ですし、会わない方が私もいいと思いました。
問題は、子どもに対してどう説明するかということでした。
私の方から子ども達には、事の次第を大まかに話しました。
子どもも高校生と中学生でしたから、ある程度の分別はありましたので何とか理解はしてくれました。
ただ、下の女の子は母親と別れることに少しショックを受けていたようです。
離婚後の生活
離婚して私自身は、日常の細々した家事などもしなければなりませんし、子どもの世話もありますので、これまでの3倍ほどの重労働を強いられるようになりましたので、ある程度子ども達とも家事を分担しながら何とか乗り切ろうとしました。
離婚してよかったと思うことはありませんが、後悔はしていませんし、前を向いてやっていくしかありません。
自分がこうして第二の人生を歩んで行かなければならなくなった今、老後に関しては本当に心細く感じます。
離婚するかどうか迷っておられる方がいらっしゃるなら、できれば離婚せずに人生を全うできればそれが一番いいと思います。
浮気による慰謝料をしっかり請求するには弁護士の力が欠かせません
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